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zoom RSS 山もみじ・通し接ぎに初挑戦

<<   作成日時 : 2010/02/08 14:10   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 20 / トラックバック 0 / コメント 12

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盆栽の技術にもいろいろありますが、私は「接ぐ」事に関してまったくの未経験でした。
好きな位置に枝を作れる「呼び接ぎ」や「通し接ぎ」。
この技さえ身に付ければ、枝なんて自由自在ですよね。
そうなんです。いつかはチャレンジしようと、ずっと思っていたのです。
そこでこの山もみじに、私の「通し接ぎ」練習台をお願いする事になりました。
この1年間、芽摘みも剪定もせず、伸ばし放題で呼び込み用の枝を準備です。


まずは、幹の枝を通したい位置にドリルで穴を開けて貫通します。
穴の位置はあらかじめマジックで印をつけておきました。
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次に開けた穴に、伸ばした枝の先端を突っ込んで通していきます。
初めて経験する1本目なので、とりあえずの試し作業です。
芽がひっかかって、簡単にスィ〜ッと通りませんね。
そっと力を入れて、グイ、グイとゆっくり枝を押し込んでいきました。
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うん、よしよし。だいたいの要領を掴みました。
それでは本格的に取り組む事にしましょう。
と言いましても、今までどこかで見聞きした記憶を辿っての作業です。
手順や内容に間違いがあるかも知れませんが、実践して失敗して、それも経験ですよね。


ドリルで開けた穴の周りは、カッターでスパっと切って整えておきました。
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通す枝ですが、幹の中を通る部分の皮を剥いでおきます。
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そして枝を通して貫通口を癒合剤で塞いで、出来上がり?
後は、通した枝先をぐんぐん成長させて、活着を待つだけ・・・ですよね?
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さて、問題なく会得したかのような口ぶりですが、もちろん、そうではありません。
幾つかのポイントでつまづきながら、反省点は次回に改善です。
最も悩んだのが開ける穴の口径。
左は2mmのドリル径。右は3mmのドリル径。
枝の太さに合わせると、芽が邪魔になって通せない。
芽の大きさに合わせると、枝と穴に隙間が出来て活着が悪そう。
でも通せなくては始まりませんよね。
今回は右の3mmを採用です。
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無理に押し込もうとすると、このように芽がポロリ。
これを避けるためには、芽をテープで保護して通すんですよね。
次回からは邪魔臭がらずに、こういった細かな点にもっと注意すべきです。
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呼び込む枝ですが、簡単に接ぎ位置にもってこれるものと思っていました。
でも実際には、かなり無理をして大きく曲げ込まないとなりません。
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そして、無理矢理、枝を大きく曲げようとした結果、ボキッ。
最初から計画的に、接ぐ位置に向かって曲げながら枝を伸ばしていけば良かったです。
この点も次回の課題ですね。
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今回は5箇所に通し接ぎを施してみました。
接ぐ枝は、どのくらいの太さが最適なんだろう?
穴から通した枝は、何芽くらい外に出せば妥当なんだろう?
通した枝元の方の芽は欠いた方が良かったんでしたっけ?
接ぎ口は癒合剤だけでなく、水苔などで湿度保った方がいいのかな?
・・・などなど、まだまだいろんな疑問が残っています。
まぁ、ひとつひとつ覚えていく事にしましょう。
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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
いつの日かさんって
本当に行動力があって素晴らしいですね。
そして反省点や失敗も包み隠さず披露していただき

色々と尊敬します。
さて
そんないつの日かさんの失敗を乗り越え踏みつけて僕は失敗しないようにしよーっと



といいたい所ですが

今年は芽接ぎはなしで持ち越しなので来年あたりにはすっかり忘れて同じような日記を書いてそうです。(笑)
しんぱくん
2010/02/08 15:30
しんぱくん、
呼び接ぎ、通し接ぎ、芽接ぎ、根接ぎ。
この4つの接ぎ方は習得したいと思っていたのですが、
もしかして、いろいろと接げるんですか?
来年まで待ちますので、ぜひ接いでるところをご披露ください。
その時は、私もしんぱくんを土台にして・・・
いつの日か
2010/02/08 16:45
 
これは面白そうな実験が始まりましたねぇ☆
素材を無駄なく生かす為にも接ぎ技は身に着けたい技術ですね。
丈夫な樹種で腕を磨き色んな樹種に応用出来たら盆栽ライフが更に幅広くなりますね♪(*^-^)b
自分がやるときのいいお手本にもなるし成功談も失敗談も含めて実験結果を楽しみにしてます☆
 
自分はモミジの新梢〜古枝の挿し木をつい先日やってみました☆
根臥せ、一般的な実生はある程度経験したんで今年は挿し木と取り木と特殊な実生をと目論んでます。
 
覚えたいこと実践したいことが次から次にあって毎年新鮮な気持ちが味わえるんで楽しいですよね。
 
海斗
2010/02/08 19:43
通し接ぎですか。まったくもっていつの日かさんの行動力には脱帽です。
うちの瑞祥も根本が細いので根本に犠牲枝を呼び接ぎして太らせようと現在頑張って枝をひっぱっている最中です。

枝を持ってくるのが大変ですよね。
枝を持ってくるのに1年 接ぐのに1時間とか聞いた覚えが有ります。
それでは、失礼します。
盆次郎
2010/02/08 19:43
海斗さん、
この「通し接ぎ」は、比較的リスクも少なく安全な方法だそうですね。
失敗しても何度でもやり直せる・・と、どこかにありましたが、
失敗ばかりで、樹は穴ボコだらけになったりして・・。
実は、大切な利き枝を折ってしまった山モミジが控えているんです。
今回は初体験ですが、ちゃんとコツを掴んだら、いつかその樹で本番です。
ほんといろんな挑戦が出来て、次から次へと楽しみは尽きませんよね。
盆栽って。
いつの日か
2010/02/08 20:58
盆次郎さん、
確かに呼び枝を伸ばして準備するのに、たっぷり一年は必要ですよね。
今回、接ぐのにいろいろ迷いながらで、2時間もかかりましたが・・。
本文中にも書きましたが、この接ぐ枝はただ単に伸ばすより、
接ぎ位置に向けて曲げながら伸ばした方が、後で作業し易いのでは?
なんて感じてしまいました。
次回にはその方法で実験ですが、これまた枝を伸ばすのに1年かかるんですよね。
いつの日か
2010/02/08 21:23
通し接ぎですか!成功することを祈ってます。自分も去年は、梅と椿と沈丁花の接ぎ木をしましたが、成功したのは、沈丁花だけでした、今年は、琵琶の芽接ぎにチャレンジしようと思います。先日、静岡の盆栽園に行ったときに、梅の接ぎ木している所を見せて頂いたとき枝をすっぽり傘袋で覆っていました。こうすると活着がいいそうです、梅、リベンジしようかな、それを考えるとテープで留めただけの沈丁花、よくついたなヌ
熱盆です
2010/02/08 22:06
 
初歩的な疑問ですが…
通し接ぎはやっぱり同一樹からするのがセオリーなんですか?
 
ビニールポットに植えた小さな苗でしたりもすんですかね(?_?)
 
海斗
2010/02/08 22:10
熱盆さん、
もう既に幾つか接いでるって事は、「接ぎ」の先輩ですね。
今回は、通し接ぎを試してみましたが、
芽接ぎも、ぜひとも覚えたいと思っています。
好きな位置に枝を作り、欲しい部分に小枝を増やせ、
そうなれば、枝作りの構想も一気に広がりますもんね。
熱盆さんの琵琶の芽接ぎ、上手くいくといいですね。
また結果を教えてください。
いつの日か
2010/02/09 09:57
海斗さん、
私こそ初歩的な疑問だらけの真っ最中なのですが、
同一個体ではなくって、他の苗木からも通し接ぎするようですね。
衣替えなんて、自分の枝をすべて捨てて、他の樹の枝に接ぎ変えますもんね。
幹は活かし、他の品種の枝を接いで良い葉性の樹を作ったり、
雄木に雌木の枝を接いで実を成らせたり・・・。
こうなってくると、この樹って一体、何?と思ってしまいますが、
他の個体と癒着して一体化する、この樹の蘇生能力はスゴイです。
いつの日か
2010/02/09 10:09
おおおおお!!!
凄い!
皆さん書いておられますが、いつの日かさんの実行力・決断力は素晴らしいですね。
いや本当に見習わないといけませんし、尊敬いたしますです・・・

通し接ぎ、本なんかで見たことはありましたが、実際にやられてる画像は初めてみました。
芽・枝の大きさと刃のサイズの関係の話。
とても興味深く、脳裏に焼きつけました。

順を追って解説されてるのでとても分かりやすく、いつか自分が挑戦する時はこの記事が頭を過ぎるでしょうね!

今後の経過も楽しみにしていますね。
盆初心
2010/02/09 12:58
盆初心さん、
いや〜、何と言いますか・・・
ちょっと試しのつもりだったんですが、
これで全滅だったら、何か恥ずかしいですよね。
まぁ、上手くいかなくても、ちゃんと報告しますから、
皆さんは私の失敗例を参考に、成功の階段を昇ってくださいね。
接ぎ名人の愛好家さんも沢山いらっしゃると思いますが、
これからもコツコツと試行錯誤してみます。
いつの日か
2010/02/09 14:22

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