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zoom RSS 黒松素材・遅れながら冬季消毒開始です

<<   作成日時 : 2009/01/14 13:23   >>

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昨年の年内に冬季消毒を済ませておきたかったのですが、雑木類を消毒し終えただけで、松柏類は越年となってしまいました。
冬季消毒には定番の石灰硫黄合剤を使用していますが、その希釈率には皆様それぞれのようで、いろんな情報を得る度に頭の中が混乱してしまいそうです。
薬剤ボトルのラベルの注釈を見ると、桑で7倍、ビャクシンで40倍、ミカンで80〜200倍と、樹種や病害によって様々な希釈倍率が記されています。
私は盆栽店で30倍で薄めて消毒すると教わりましたが、10〜20倍、20〜25倍、なかには40〜50倍や、つい最近では5倍でも良いというお話も見つけました。
冬季消毒回数も1回、2回、冬の間毎月など、これもまた皆様まったく違っているようです。
結局は自分の棚場に最適な消毒方法を見つける事なんだと思いますが、すぐに結果が数値で表れるものでもなく、長年かけて樹の状態を判断しながら自分の答えを導き出すしかなさそうです。


上の写真は、黒松の素材に石灰硫黄合剤を塗っているところです。
バケツなんかに薬剤を入れて、樹を逆さまにドブ漬けする方も多いかとは思いますが、私は薬剤を筆で塗っています。
この筆で塗る方法の利点は以下の通りです。

@一番大きなメリットは、室内で快適に作業できる事です。北風に晒され凍えながらの消毒作業が嘘のようです。
A薬剤もほんの少量で済み、非常に経済的です。節約型の方にはお勧めです。
B丁寧に小枝一本一本を筆で撫でているうちに、樹に対する愛情が自然と湧き出るように滲み出てきます。
  過ぎ行く時間も忘れ、そして自己陶酔してみたい方なら、ぜひ一度お試しください。
C松柏類や常用樹の葉が薬剤の付着で白く変色するのを避ける事が出来ます。
  常に緑色の美しい枝棚を保つ事が出来ますが、本来は葉にも散布するべきかどうかは不明点です。

部屋に少しだけ硫黄臭が漂うとか、怖ろしく膨大な作業時間が必要だとか、そんな事さえ気にしなければ良いところだらけのこの筆塗り方法なのですが、一番問題なのは、ドバッと漬け込む方法に比べて薬剤の吸収量が遥かに少ないような気がします。これが今後の大きな課題です。


ちなみに私の冬季消毒の石灰硫黄合剤の希釈倍率は27〜28倍です。
280mlのペットボトルに水を入れ、10mlの石灰硫黄合剤を混ぜ込みます。
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薬剤の計量には、小児科の病院とかで乳幼児用の風邪薬に付いてくるカップを使っています。
これは0.5ml単位で計れるので、少量の薬剤を作るには非常に便利なものです。
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消毒液の出来上がり、さぁ消毒の開始です。
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コメント(23件)

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こういうところに性格がよく現れますねぇ〜。

>つい最近では5倍でも良いというお話も見つけました。

確かに、何処かでそういうお話を見かけましたよ(笑)

とりあえず、次回は15倍くらいでいっときます。


mind
2009/01/14 16:44
mindさん、
筆塗りのメリットで大事な事を書き忘れていました。
ドブ漬けの時に、逆さにした樹が鉢からズボッと抜けて消毒液の中にポチャンという心配がまったくありません。
この失敗談も最近見つけたところですが、mindさんもご存知でしたっけ?
いつの日か
2009/01/14 16:56
逆さでドブ漬けは本で読んでましたが
つい、面倒だな〜と一度も冬の消毒はやってません。

来年は何鉢か筆でやってみようと思います。
setubon
2009/01/14 17:57
setubonさん、
逆さドブ漬けですが、横向きにして消毒液を切って乾かす間にも、かなりの硫黄臭が辺りに立ち込めてしまいます。
なので住宅街の真ん中では、ご近所への迷惑を考えると、なかなか難しいものがあります。
この筆塗りなら、その硫黄臭も最小限に抑えることが出来ると思うのですが、ただ鉢数が多いと結構な時間がかかってしまって、かなり大変かも知れません。
まずは何鉢かで試してみてくださいね。
いつの日か
2009/01/14 18:56
 
僕の知り合いも刷毛で塗っています 
 
その人は3000鉢もあり 
 
作業は何日? 
 
刷毛だと鉢を傷めないので良いみたいですね 
 
虫も付かないと言っていました 
 
僕も真似をしようと思いつつ 
 
オルトラントで済ませてしまいます 

ほうじゅ
2009/01/15 00:28
>この失敗談も最近見つけたところですが、mindさんもご存知でしたっけ?

その失敗は盆栽上達には必須の過程・・・という噂ですが?(笑)

ちなみに、次の段階は「鉢ごと薬液の中へ・・・」という噂もあります。



mind
2009/01/15 08:50
ほうじゅさん、
私は約100鉢で半日かかってしまうので、3000鉢もの作業を想像すると気が遠くなりそうです。
それに私は100円ショップの筆で済ませてますが、本格的な山羊毛の刷毛なんかを使っているとすると、うーーん、やはり上にはいくらでも上が居るものですね。
いつの日か
2009/01/15 10:00
mindさん、
その噂は、鉢を液剤の中に漬け込んで所々が白くなったら、窯変ならず薬変で鉢に景色を出すという高等技術のことですね。
それはそうと前々から疑問なのですが、害虫の中には土中で越冬するものや、土中に産卵するものがいますね。
なので樹自体だけに消毒するのでは不完全のような気がしています。
そんな訳で鉢ごと薬液に漬け込むのという噂には大賛成です。
私はまだ最終段階に至ってませんので、まずはmindさん、よろしくお願い致します。
いつの日か
2009/01/15 10:15
いつの日かさん、
石灰硫黄合剤を噴霧する場合、
土に滲み込まないように新聞紙などでカバーする、
というのがセオリーですよね。
それをやらないで、ある程度土にも掛けてやると
土中の虫も死ぬので良いという話も聞きました。

....他でもない、五朗さんから(^.^)

私は1樹種1鉢なので試す勇気がありません(ーー;)
mindさんの言う「鉢ごと」は究極ですね〜。
凡人
2009/01/17 08:59
こんにちは。はじめまして。
僕は造園をやっているので、今の季節はほぼ毎日、硫黄まみれです。
庭木なら噴霧器でやりますが、盆栽はさすがに鉢が倒れます。(勢いがすごいから)
長いノズルの付いたポンプ式のスプレーなら楽に出来ますよ。
当然、葉にもかかるのでしろくなりますが・・・。

あと、鉢ごとつけたり、土に染ませたりしたら、根っこから吸収するかもしれませんねー。影響はないのでしょうか?僕はやったことないですが。葉や幹に掛けるより樹には負担がかかるような気がします。基本的には薬剤は毒ですからね。
けい
2009/01/17 19:08
一応、誤解がないように書いておきます。

>あと、鉢ごとつけたり、土に染ませたりしたら、根っこから吸収するかもしれませんねー。影響はないのでしょうか?

『次の段階は「鉢ごと薬液の中へ・・・」』というのは、もちろん冗談です。
ちょっと表現に配慮が足りませんでした。
すいません。

僕の場合、ドブ漬けするのは表土より上の部分までです。
倍率は高めです。
「つい最近では5倍でも良いというお話も見つけました。」というエントリ上の表現は、多分、僕の記述を受けてのことと思います。ただ、現実には黒松は10〜15倍くらい、その他は15〜20倍くらいです。

あと、
黒松に限って言えば、ハケで塗るよりドブ漬けの方が良いという認識を持っています。ハケで塗るのもドブ漬けするのも方法は個人の自由なので、その必要性については1つの点で知識が曖昧なこともあり書けません。すいません。また機会があれば当コメント欄で書くか、いつの日かさんに直接伝えてエントリ上で書いてもらうようにします。

それでは。
mind
2009/01/18 12:23
mindさん

ご返答ありがとうございます。
冗談だったんですね^^
分からなくてすみませんでした。

僕も分からないことが多いので、勉強になります。

また、寄らせてもらいます。^^

けい
2009/01/18 16:45
凡人さん、そうだったんですか。
さすが五朗さん、消毒だっておおらかなもんですね。
つい先日ですが、鉢や用土への養生なしで石灰硫黄合剤を噴霧しているお話をネットで見つけたところなんです。
毎年続けてるって事だそうで、根の障害や影響を知りたいところですが、もしかしたら、結果的に越冬中の土中の害虫や卵の処置も兼ねているのではと考えていたところでした。
もちろん用土にも散布するなら、その濃度や量の限度が難しいところなんでしょうけど。
そんな訳で私も試す勇気がありませんが・・。
いつの日か
2009/01/19 08:55
けいさん、はじめまして。
私も誤解を招くような冗談でどうも申し訳ございません。
「他の皆様は決して真似しないでくださいと」と注意書きした上で、「minndさんが鉢ごと漬けるのは大賛成です」と書いておくべきでした。
造園となりますと、私のような小品盆栽と違って消毒範囲や消毒量も比べ物にならないんでしょうね。
私も判らない事だらけの中で試行錯誤していますが、また遊びに来てくださいね。
いつの日か
2009/01/19 09:10
mindさん、
またどこかの機会でその理由をぜひともお聞かせくださいね。
何でもそうなのかも知れませんが、盆栽って本当に人によってやり方が違ってたり、いろんな情報があって困惑してしまう時があります。
あと、その他の欠点ですが、筆塗りは注意してそ〜っと塗らないと、爆ぜた皮が剥がれてしまうって事も問題ですね。
いつの日か
2009/01/19 09:19
こんばんはー♪
うちもこの前やっと石灰硫黄合剤で消毒したところです
電池式の噴霧器で大雑把にぶわーっとまきましたw
去年50倍に薄めたら「30倍でいいよ」と聞いて
今年は40倍にしてみました^_^;
計算は苦手なので本当に40倍かどうかは謎ですが。
15倍〜20倍でもいいんですか♪
去年もですが実生の苗にも土にかかるくらいたっぷりまきましたが
特に枯れたものはなかったです。
これは希釈が薄いからなんでしょうかね!?

大観展でも雅風展でもお会いできなくて残念でした
春雅展では会えますよーに
にぃにぃ
2009/01/20 22:21
にぃにぃさん、
うーーむ、石灰硫黄合剤の噴射派がまた一人増えましたね。
土にかかっても異常なしって事で、私の頭の中はますます混乱しそうです。
噴霧の場合は、硫黄臭と鉢への付着も気になるところですが、本人が吸い込んだり、かかってしまわないよいに注意が必要そうですね。
にぃにぃさんのゴーグル、マスク装着で噴霧器背負った白衣姿を想像してしまいました。
そう言えば、大観展も雅風展も不思議くらい誰にも会わなかったです。
春雅展も参観する予定ですが、見つけてくださいね。
いつの日か
2009/01/21 10:48
>そう言えば、大観展も雅風展も不思議くらい誰にも会わなかったです。

ふふふ・・・
てことは、いつの日かさんに会った(大観展)のは僕だけですかねぇ〜。

mind
2009/01/22 12:24
あ〜、mindさんとはお会いしてました。
あれ?平日開催日でしたっけ?
二人ともちゃんと仕事・・・してますよね?
いつの日か
2009/01/22 12:55
雅風展はともかく、大観展では会ってますよ〜
mind
2009/01/22 21:17
あっ、もちろん会っってますよ。
それが土曜日だったか、平日だったかが曖昧で・・。
mindさんと立ち話している時、必死であのカエデの剪定枝下さいビームを送ってたの気付いてました?
いつの日か
2009/01/22 22:14
>それが土曜日だったか、平日だったかが曖昧で・・。

あれ?
日曜日だったような?

もしくは土曜日です。
僕が行ったのは土日なので・・・

>必死であのカエデの剪定枝下さいビームを送ってたの気付いてました?

カラータイマーが点滅していたのは見逃さなかったのですが。。。。

あのカエデは、なかなか伸びないので挿し芽を確保するのが難しいのが難点です。すいません。2年前に裏側の枝何本かを伸ばして挿した芽が、もう少し成長すると孫挿しが出来るようになるので、そうなれば挿し芽の確保が楽になるんですけどね〜。
mind
2009/01/23 13:03
mindさん、では、たぶん土曜日です。
でも、あんな風に小枝が解れるカエデには滅多に出会わないですからね。
あるところには、あるんでしょうけど・・。
20年、30年かかると思えば、私に挿し芽は無理っぽいです。
まぁ、どこかであんな葉性のカエデに巡り合うことを祈っときます。
いつの日か
2009/01/23 15:15

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