私は真柏の素材を見れば何故だか小さく畳み込んでしまいたくなります。しかし今回は気分転換と勉強を兼ねて文人風の樹形に挑戦することになりました。 ところが、やってみるとこれはなかなか難しいものです。 ちょっとした幹の動きと数少ない枝で、私なりの侘び寂びを表現しようと思いましたが、あれも欲しい、これも欲しいと欲張りな私には簡素化された美を表せるはずがありません。 何も要らない、何も欲しくないと思えるまで、作業は持ち越しとなりました。 上の写真は、昨年から少し放置気味の数日前の姿です。 実は当初はこの樹も他の真柏素材と一緒に畳み込む予定だったのですが、 立ち上がりのシャリの下が腐っていて幹細の為、文人風に変更する事となりました。 次の写真は、針金を粗掛けしてから、正面を検討しているところです。 文人木にするには、どうも幹模様が邪魔になってしまって、思うような姿が得れません。 植え替えた後、グルリと眺めながら残す枝を選別していますが・・・ とりあえず、一番下の強い枝は外しました。けどそこからが・・・ 今回は、これだ!という決め手もないまま、枝も全て残して作業はいったん中断です。 枝がどうのこうのと言う前に、幹模様が何だか納得出来ません。 幹の上部の曲を和らげるか、それか逆に頭を下げてぐいっと手繰り寄せるか、 もう一度、じっくり樹形を考えてから、その上で枝を決める事にしました。 真柏:樹高23cm |
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内 容 | ニックネーム/日時 |
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今日は。 |
河内の親父 2007/03/14 11:32 |
河内の親父さん、 |
いつの日か 2007/03/14 12:36 |
あぁ!! |
凡人 2007/03/14 19:12 |
凡人さん、 |
いつの日か 2007/03/14 21:42 |
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