『盤根』・・これは盆栽を始めてから知った言葉です。 盆栽の専門用語なのかとネットで調べてみると、 一般の樹でも同じく盤根と呼ぶらしく、愛知県の天然記念物で、その広さが畳12帖分ものクスノキの大木も見つけました。写真で見るとその高さも人の背丈ほどあり、まさに圧倒的な力強さです。 続けて検索していくと、盆栽とは全く関係はありませんが、 何故だか少林寺拳法のサイトに紛れ込み、その拳法の基本型に『古樹盤根』と呼ばれる構えがある事を知りました。 実際にどんな構えの型なのかは分かりませんでしたが、いかなる強力な攻撃も真正面から受けれるような、どっしりとした重厚な構えが目に浮かんできます。 きっとこの技は、大地をがっしり掴んだ大盤根に支えられる、そんな大樹の揺ぎ無い磐石の姿から編み出されたのかも知れません。 確かに、こうして鉢上の盤根をずっと眺めていると、古来中国の武術の達人が目指した境地を、ほんの少しだけ感じれるような気がしてきました。 上の写真は、左右8cmの盤根のアップです 下の写真は、極意『古樹盤根』の構えで、静かに気を放つ山もみじです 山もみじ:樹高12.5cm |
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